一期一会を改めて感じた日
つい先日、とっても素敵な人にお別れを言いに行った。お世話になっていたサロンの方だ。12月いっぱいで辞めることになったという連絡をいただいたので、どうにか予定を合わせて会いに行った。
話をしているだけでとても落ち着いて、「癒しの雰囲気を纏っている」ことを体現しているような方。
まだ出会ってたったの1年しか経っていないのに、ずっと知っているかのような安心感を持っている方。
卒業したらわたしは違う場所に行かなければならないので、3月までだとは思っていたものの、思いがけず少し早いお別れになってしまった。
その方に会いにいく時、丁度バスが混んでいる時間帯にあたってしまい、約束の時間に間に合いそうになかったので、タクシーに乗った。
とってもお話が面白い方で、とっても親切で、自分の仕事の面白いところをたくさん教えてくれた。
「おねえちゃんとの話おもしろかったし、これもご縁だしいいよいいよ。」と端数を切り捨ててお会計をしてくれて、嬉しいやら驚きやら。
(お客さん側がおつり貰ってくださいとはよく聞く話だけど、運転手さん側がざっくりこんなもんでいいよ、と言ってくれるなんてなかなかないもので)
お金云々じゃなく、まけてくれたからじゃなく、心の綺麗さや親切さに感動した。
まだまだ日本も捨てたもんじゃない、ね。
あったかい人はたっくさんいるね。
心無い人のことばや視線に傷つくことはあるけれど、やっぱり人間ってあったかいのだ、と思う。
不信感から入るのではなく、まだまだ相手を信じたいと思ったし、相手に優しくしたくなった日だった。