"好きなことだけで生きる"を読んで
"好きなことだけで生きる"を読了しました
今までの読書日記から形式を変更して、読んだ本のアウトプットをもっとしっかりした形でしていこうと思っています。
まだまだ食わず嫌いならぬ「読まず嫌い」なジャンルもあって偏っていると思いますが……
わたしの苦手な「継続」、していきます!
幸せに必要な4つのこととは
本書で書かれていた、幸せに必要な4つのこととは
- 好きなことをする
- 好きな人といる
- 好きな場所に行く
- 好きなものを持つ
というものでした。至ってシンプル。
だけど忙しい毎日の中で、溢れるタスクの中で忘れてしまいがちなものだと思います。
もっと自由に生きようと思った
サブタイトルが「フランス人の後悔しない年齢の重ね方」というだけあり、フランス人女性の生き方・信念が綴られています。
日本はまだまだ保守的で、好きなことだけで生きている人へのあたりが異様に強い気が。
苦労が美徳だという考え方は根強いな、と社会に出てひしひしと感じています。
そういう根本的な部分を、生き方を持って変えていけたらいいな。
恋愛観も様々
読んでみて驚いたのは、フランスのカップルのあり方について。
フランスでは、結婚に固執することなく
- 同棲
- PACS(民事連帯契約。パートナーとの共同生活に置いて、結婚と同じだけの権利を得られるフランス独特の制度)
- 再婚
- 複合家族
といったいろいろな選択肢があるのです。
「婚活」という言葉があるくらい、日本人は結婚がゴールだと考えている
正直、わたしもそうでした。いや、今もそうかもしれません。
好きな人と結婚して、出産をして、という形が1番幸せ!と信じて疑っていませんでした。
だけど、世界にはそうじゃない幸せの形がたくさんあるんですよね。
だからといって、これを読んで考えていた幸せを全部放り出す気持ちには決してなっていません。
もちろん今も、大好きな人と結婚をして、子供を産みたい。そう思っています。
だけど、結婚だけがすべてじゃない。そうも思います。
結婚がうまくいかなかったからおしまいだ……ではなく、違う道も選べる、そういう生き方をしていきたいし、そういう社会になってほしいです。
日本人は他人の恋愛に首を突っ込みすぎだと思う
はじめに言っておきますが、わたしは「不倫肯定派」ではありません。
パートナーに大事にしてもらいたい気持ちは人並みに、いやそれ以上にある普通の女です。
だからもちろん「不倫」がいいことだとは思いません。
ただ、不倫をして傷つくのは本人たちのパートナーであって、その他の人たちは擦り傷さえ負わないじゃないの、と感じるのです。
なのに正義を振りかざしたように、メディアも、該当インタビューでも、ネットでも責め立てて、そういう光景を見るたびに何とも言えない気持ちになります。
もちろん一度は大切にすると誓った相手を傷つけたことは許されることではないと思いますが、本人たちが納得した形で終われることが1番だと思うんです。
わざわざ囃し立てることないんじゃないでしょうか。
第三者がずかずかと入っていって、無責任にコメントするのはどうかと思うなあ。
エゴイストにはならない
と、少し論点がずれてしまいましたが……
この本を読んで、何を1番感じたかというと、
「自分のためだけに生きるエゴイストになるのではなく、自由に好きなことだけをして、ただし自分の行動に責任を持つ」という生き方が素敵だなと。
基準は「後悔しないこと」。
大人になるにつれてしがらみが多くなって、正直生きづらいのではないかな……なんて考えていましたが、そんなことありませんね。
生きづらくするかどうかは、自分次第。
「後悔しそう」と思ったら実行する。飛び込む。
それを頭に置いて行動していきたいな、と思います。