「正直言うなら ステレオタイプな未来は全然趣味じゃない」
独特の世界観を持つバンド
というのが第一印象な「アカシック」。
もしかすると、数年前に聴いてもビビッとなんて来なかったかもしれない。芸術ってそういうものだと思う。音楽にせよ、映画にせよ、演劇にせよ、本にせよ。
自分の「イマ」があって、その状態にカチっと何かがハマるように、沁みわたったり心を動かされたりするのだなと感じる。
8ミリフィルム/アカシック
これがわたしがビビッときた曲、第1弾。
Mステでaikoがオススメしてたことで、数年前に拡散されていたそうだけれど、わたしのその時期の心の状態にはピッタリはまらなかったのだと思う。
失恋を独特の言葉遣いで、なんとも軽く歌い上げるVo.理姫ちゃん、すごすぎる。
わたしだったら、「君の才能が欲しかった 超好きだったのにな」なんて、プライドが邪魔して言えないし、「誰とも結婚なんてしないで さよならだけして」なんて、こんな素直になれない。
自分の弱さを晒け出せるって、ある意味強さだと思う、この頃。
1回聴いたら離れない、「プリチー」
これは、どうしたって真似できない。
「女は女でしかない」のだ、どう足掻いたって。それなら開き直ってプリチーに生きて行こうと思った。(あくまでも、わたしの解釈。)
「お願い可愛い可愛い可愛い好き 夜毎に振りまいて うっとり顔して全部許して」
こんなこと、自分がプリチーだと思ってないと言えない。
ついでに、もう一曲
「ツイニーヨコハマ」も世界観にどハマりした曲。青い人がどうしたって気になる。青い人が何かは、PVを見ればすぐにわかるはず。
絶妙なタイミングの絶妙なポーズがたまらない。曲と合わせてPVも要チェックしてほしい。
アカシックの全国ツアー、一般発売が始まってるそう。行こうかな…悩みどころ。